中道左派になりたい

加藤高明伯「政党なるものは政権争奪の機関ではない。野にあっては、政府が過に陥ろうとするのを警告・匡救し、一旦大命を拝すれば、或いは自分に不便を感ずる事があっても、起って平素の主張を実現する。之が政党の使命であって、その国家に尽す道は、野にあると朝にあるとに依って異なる道理はない」

【公論】自分が二大政党制を理想とする理由3つ

こんにちは、最近暑いですね!僕は暑すぎて、部屋の冷蔵庫に買溜めしたジュース詰め込んで、クーラーつけっぱなしにしてます‼いやあ快適‼部屋をでなくていい‼理想の状態ですね!


さて今回は、僕が理想とする政治の形態である、【二大政党制】について記事にしてゆきます。

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↑戦前の日本に二大政党制を成立させた戦前の政党政治家、加藤高明伯。


そもそも二大政党制とは、政党制の一つで、二つの大政党が交互に政権を担い合うような政治体制であり、過去の日本においても見られた政治システムで、戦前の立憲政友会と憲政会(のち立憲民政党)が交互に政権を担い合った時代などがその好例となります。


さて、前置きはともかく、この二大政党制、先程述べた通り、僕が理想とする政治システムでして、その理由は主に以下の三点。

理由① 二大政党間の切磋琢磨により、政治の質の向上に繋がる。

理由② 国民に政権選択の二つの分かりやすい選択肢がある。

理由③ 問題がある政権が現れたとき、片方の政党に投票することで、政権を抑制することができる。


理由①は、二大政党制の性質上、与野党ともに慢心は命取りになるということです。与党としては、慢心すれば野党が票を獲得し、政権を失うリスクがある。野党としては、その慢心は与党をますます強め、政権を獲得することが困難になる。という具合です。その結果与野党ともに、謙虚に自党の行ないを省みて、やがては切磋琢磨の連鎖が起こる。という感じです。

理由②は、二つの大きな選択肢というのは、国民にとっては分かりやすい、ということです。多数の様々な党が存在するというのは、確かに多様な意見を反映しやすい、という点では優れています。しかしながら、そのように多様な政党の存在というのは、国民からすれば分かりにくくもあります。反対に二大政党制ならば、選択肢が二つということもありますので、大枠の部分で政党を選びやすい、という利点があるのです。

理由③は、独走する政権に対して、抑制をかける選択肢が、国民にあるということです。例え政権派であろうとも、政権がよからん、とするならば、対の政党に投票することで、その意思を示すことができるわけです。


これらの理由を総合的に勘案して、自分は二大政党制を理想の政治形態と考えています。


そもそも自分は民主主義を絶対の形態とは考えておらず、より良い政治形態があるならば、そちらを選ぶ用意がありますが、現状においては民主主義が最もベターな手段と考えており、その前提で民主主義をより良くしてゆこう、という立場にあります。


さて主題に戻りますが、この二大政党制、二種類に分類できると自分は考えています。その二種類とは【分断型二大政党制】と、【選択型二大政党制】です。これについての詳細は、また次回の記事に致します。駄文を失礼致しました。