中道左派になりたい

加藤高明伯「政党なるものは政権争奪の機関ではない。野にあっては、政府が過に陥ろうとするのを警告・匡救し、一旦大命を拝すれば、或いは自分に不便を感ずる事があっても、起って平素の主張を実現する。之が政党の使命であって、その国家に尽す道は、野にあると朝にあるとに依って異なる道理はない」

【至言】わが国にはいまなお徒党はあるが政党はない。

f:id:gokenundou:20180729024944j:plain

どうもこんにちは、久しぶりの記事です!新たな職場に変わったり、かわいい抱き枕カバーを大量買いしたり、出会い系でネットナンパしてたりで忙しく、最近は記事を更新してませんでした‼(言い訳)

さて今回の記事ですが、私が今読んでいる本についてです。トップ画像にもありますが、戦前の議会政治家である、尾崎行雄翁の自伝です。この中で大変興味深い一文がありましたので、ご紹介します。

尾崎行雄「わが国にはいまなお徒党はあるが政党はない」

いやはや、この一文を見たとき、衝撃を受けました。過去のことと、簡単には切り離せないと思いましたね。この一文は、今にも通ずるのです。ネット上での政治論議が盛んな現在においては、~党支持者だ、とか支持政党を明確にする方も多いものですが、中には政敵のバッシングばかりをする方も少なくはないように見えます。この点においても、政治のための論議ではなく、「党のための論議」が交わされているように思えてなりません。まさしくこれでは「政」党ではなく、「徒」党ではないですか。戦前の議会政治家、尾崎行雄翁の言葉は、現在生きる我々にも向けられていると思えてならないのです。(完全な主観です)尾崎行雄翁が生きた時代から数十年経った現在においても、同じようなことが繰り返されているのを見ると、大変嘆かわしいものであります。

さてここらで記事は終えて、読書を再開します。読書をするときには、それを他人事と思わず、自分にも当て嵌めると、学びは広がるものと思いますので、皆様も是非、読書をする機会がありましたら、そのようなことをお試しください。以上久しぶりの記事でした‼読書に戻るぜ‼